病院の本棚にそれはあった。
入院中暇なので漫画や本を沢山読みたいなと考えていました。
特に心理学や哲学、文学的なものでもいいし大学時代は法律を勉強していたので社会科学的なものを中心に読もうかな…?と。
今回の入院直前まで、私は他人に対して自分の気持ちを伝えたり感情をぶつけたりする事が苦手でした。
(今は親族や他人にも少しずつ自分の本音を話せるようになってきてます。)
そうなってしまったのは、幼少から抑えなければ生きていけない環境だった為、無意識的に身についた?というか”癖”みたいなもの。
そうする事で自我を保ちつつ周りの評価を気にして生きてきました。
それが自分の性格だし、それで上手くやってこれたと自負していたし、そういう生き方に美徳すら感じていました。
ですが、入院当初彼女から『漫画読むなら少女漫画が良い。感情や気持ちの描写がストレートだから。』と。
どちらかと言うと男性の思考は理性的で論理的で、逆に女性は感情的という説を聞いた事があると思います。
個人的には人それぞれだと思いますし、このご時世そんな事言ってるのは性差別的かな?と思いますが、その件に関しては今回の記事の主旨と異なるので別の機会に…。(多分書かないw)
ただ少女漫画の方が恋愛モノが多そう?なイメージを抱いているので、少年・青年漫画より感情的描写が多いのかも?と思い本棚にある少女漫画を読んでいました。
コマ割りが少なく、キュンキュン系で、キラキラした効果の多い、”The 少女漫画”的なやつです(語彙力💦)
ちはやふるとの出会い
病院の本棚に1〜25巻までありました。
かるた取りを題材にしたコミックスだという事意外知らなかったし、特に興味も無かったので手をつけていなかったのですが、私のゲーム配信リスナーさんが『名言盛り盛り』だよと教えて下さり、読んでみようと思いました。
小倉百人一首なんて小学生の頃に坊主めくりで遊んだくらいで、競技かるたの知識はほとんど無く、和歌が書いてあるかるた取りのイメージ。
ですが読んですぐ、ちはやふるの魅力に引き込まれました。
あらすじ
主人公の綾瀬千早(ちはや)という少女の夢は、一つ上の美人で両親からもチヤホヤされる姉が、モデルやタレントとして日本一になる事だった…。
そんな千早は、福井から引っ越してきた転校生の少年新(あらた)との出会いをきっかけに競技かるたへの興味を抱く。
新は大人しく無口で、家もけして裕福ではないが競技かるたの永世名人の祖父を持ち、幼少からかるたに触れ、福井の頃からその才を発揮している。
クラスの秀才イケメン負けず嫌い?の少年太一(たいち)は、新が貧乏なのを揶揄したり仲間外れにしようとするが千早が新の肩を持つ。
千早に対し「新の肩を持つなら、千早お前もハブだがら」と太一。
その日の帰り千早は新の家に上がり、千早は姉の自慢をし『姉が日本一になる事があたしの夢』だと新に語る。
すると新は…
『ほんなのは夢とは言わんよ。自分のことでないと夢にしたらあかん』
のっかったらダメや。
お姉ちゃんがかわいそうやが。と。
それな対し千早は新に『自分の夢あんの!?』と返し、新はかるたを出す。
2人の通う小学校では毎年かるた大会がある事もあり、対戦してみようという事に。
すると無口で穏やかだった新の目が一転…。
鋭く凛とし目つきの新、空気がピンと張り詰める。
テープから流れる詠の上の句に対応した取り札を取るのだが、新は物凄いスピードで次々と札を取っていくのだった!
千早は悔しさを感じ、『1枚だけでも取りたい』と知っている上の句の札に集中し、何とか1枚取る事ができたのだ。
そこで新は改めて自分の夢について語る…
『日本で1番になったら、世界で1番ってことやろう?』
『かるたで名人になるのが俺の夢や。』
翌日、千早は新と同様太一らからハブられる事になるが、「自分はハブられてもいいから新のハブりを解除してよ」と太一に告げる。
太一は相変わらず、新はチビでビンボーで田舎者だからバブるのだと…。
すると千早は『かるただったらここの誰にも負けないよ』と一蹴し『ねぇ?!』と新たに投げかける。
新『1枚も取らせんよ』と呟く。
負けず嫌いの太一は『1枚でも取られたら卒業までハブだ』と賭けを持ちかけるのであった。
太一の親は勉強でも何でも厳しく、負けは許されないプレッシャーからか、何と太一は新の目が悪い事をいい事に眼鏡を隠して勝とうとする。
眼鏡を失った新は、置札の位置を暗記し奮戦。
すると途中で千早は、メガネが無いので新の代わりに自分がやると言い太一と対戦する事に。
千早は初めて新とかるたをした際言われた言葉を思い出す。
「ちはやぶる」で読まれる札に対し『おれにはこの札はもう「ちはや」に見える。おれの目にはそうなってるんや』という言葉。
ちはやぶる…と読まれた瞬間、これがかるたの目だ!と感じた千早は見事その札を取り、結果太一に勝利。
その時千早は…
『太一との勝負すっごいおもしろかった。かるたって楽しいね』
かるたに対する楽しさを口にした千早に対し、名人を目指している新は…
『じゃぁ綾瀬さんはクイーンやの』と。
(男性トップが名人と呼ばれるのに対し、女性トップはクイーンと呼ばれる)
千早の中で夢に対する気持ちが変わった瞬間だった。
日本で1番は世界で1番だと
その後太一は、千早には内緒で新にメガネをとった事を謝り、2人に少しの友情が芽生える。
かるたをきっかけに3人の少年少女はかるた会へ加入し、友情と青春の物語が始まる。
数々の苦難や敗北、勝利や喜び、色んな感情や経験、かるたを通して成長していく様が描かれているのが”ちはやふる”の1巻の大まかなあらすじです!!
個人的に気に入った名言
だいぶあらすじに気合が入り、本題の名言にたどり着くまだ時間がかかりました💦
冒頭の1,2巻は小学生なのですが、今私が読んでいる9巻くらいまでは高校生時代がメインストーリーです。
ここからは極力ネタバレが無い様、個人的に感動したり胸にグッとくるもの、ポロリと涙したシーンの名言を軽くご紹介致します🐭!
◉太一がかるた会の先生に『夢に懸ける想い』について尋ねられた後、苦しくも大会で負けた自分自信に対し吐いたセリフ。
『泣くな 俺はまだ泣いていいほど懸けてない』『悔しいだけでいい』
この時の感情をきっかけに、太一はかるたに対する想いを改め、かるたに熱中していく。
◉太一が昇級、つまり優勝をかけたタイトル戦が自陣敵陣共に残り1枚ずつとなり、耳や反射神経、技術よりも運の要素で勝負が付きやすい最終局面通称『運命戦』になってしまう。
だがその時太一は、運ではなく実力で勝利をもぎ取るのだと意気込み、運命なんかに勝負を委ねたくないという気持ちを表す一言。
『運命戦?ふざけんな。運命なんかに任せねえ』
敵陣の札を積極的に取ろうと躍起になるが、結果、運悪く詠まれた札は敵陣の札で敗戦を期する太一。
だがしかしその運命戦での一枚は、もっと前に別タイミングで何度も取れる機会があったし、その一枚を運命戦に運ばせた自分の弱さ、かるたに対する実力の無さを痛感。
もっと上手く、強くなりたいという気持ちが高まる太一だった。
◉高校で千早はかるた部を作るのだが、勉強成績学年トップ2(1位は太一)のガリ勉で、机と向き合ってばかりで人と関わらず、いつもカリカリ勉強している駒野 勉(あだ名 机くん)。
千早(成績は下位から5番目)の留年が危ぶまれ事を危惧した机くんは、試験で合格ラインを超えなければかるたが出来ない千早の為先生となり、勉強を教えていたのだが…その間太一は地方の大会へ。
それを追いかけ勝手に会場へ向かってしまった千早に対すし机くんは『目の前のことから目を背けるのは逃げじゃないか?』と諭す様なメールを送る。
だがそれを聞かず千早は太一の参加する会場へ。
大会後、千早に改めて机くんが伝えた言葉がこちら…
『やりたいことを思いっきりやるためには、やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ。』
やりたい事だけやってても、思いっきり夢に向かったりするのは難しいと教えてくれた机くん!
勉強最優先主義の机くんが、勉強よりもかるたに熱を注ぎ、かるたの為に勉強しなきゃという気持ちの変化の現れを感じたシーン。
仲間に対する気持ちの変化もうかがえる。
◉かるた会により昇級の条件は会により若干異なるものの、太一は試合にも勝ち昇級可能の状態。
そこで太一は先生から「A級に昇格させてあげられなくもない」と言われるのだが、それに対し太一が放った言葉。
『昇級…..?ははっ 先生おれはA級になるより、逃げないやつになりたい…..』
もっと実力をつけ正々堂々と昇級したい、そしてもっとかるたに本気で打ち込みたいという熱い気持ちが込められた一言。
小学生の頃、新の眼鏡を隠して勝とうとしたり、親の希望に応える為や勉学やスポーツにいそしんでいた太一。
だがかるたに出会い、仲間に出会い、自分の意思で見つけた夢に真摯に真剣に向き合う気持ちの変化がこの言葉から読み取れる。
A級に見合った実力とかるたに対する想いや精神力を身につけ、A級に上がりたいという強い気持ちの表れなのだろう。
◉小学校卒業と同時に離れ離れになった千早と新。
高校生になりかるた部を作った千早は太一の他に新しい仲間が出来る。
一方新たは、祖父の死をきっかけにかるたを止め千早や太一との交流も途絶えてしまっていた…。
かるたとの出会いや楽しさを知るきっかけをくれた新をいつも想う千早。
高校生になり新しい仲間が出来たが、小学校の頃に新と約束した、かるたをやっていればまた出会えるという言葉が胸中に残っている千早。
高校1年のクリスマスイブ、かるた部のメンバーはそれぞれのクラス会へ出席するのだった。
(千早と机くんは同じクラス)
机くんがかるたと出会う前は勉強だけが取り柄で、クラスのメンバーとの交流は必要最小限、友達や仲間と呼べる人がいなかった…。
そんな机くんだったが、かるた部入部をきっかけに人との付き合い方が変わり、仲間と思える人ができた。
クラス会でもクラスの人と話せる様になり、打ち解けた事を喜んでいた机くん。
千早と楽しいねと会話していると、千早はかるた部や新の事を思い出したのか?「みんなもここにいたらいいのに」とぽつりと呟く…。
すると机くんは千早に
おれ何かの本で読んだことあるよ
『ここにいたらいいのに』って思う人は、もう”家族”なんだって。
つきあいの長さも深さも関係なく。
かるた部のメンバー、そして離れ離れになった新を想う千早だったが、机くんのこの一言が心に染み渡ったのだろう。
何かの本で読んだという所がまた机くんらしい!
そしてこの言葉は、千早に対するメッセージでもあるが、机くんは自分自身にもそう言い聞かせている様だなと個人的に感じた。
千早は中学で太一と新と離れ離れになり、千早は高校で太一と再会。
かるた部を太一と作り、新たに出来た仲間3人とは付き合いもまだ1年と満たないのだが、かるた部メンバーらの絆は深まり、それぞれが抱く夢や部の目標に向かい頑張っている。
そんな所まで読みました🐭
あとがき
前置きが長くなってすみません💦
でも今自分の置かれた状況やこれから頑張ろうとする気持ち、夢を追いかける気持ちの中、少女漫画”ちはやふる”の言葉が胸に突き刺さったので記事にしてみました!
まだまだ他にも名言や、読み手により突き刺さる言葉が沢山あると思います!
まだ9巻までしか読んでいませんが、1巻からジーンとくるシーンやセリフがふんだんに盛り込まれていました。
未読の方も既に読まれた方も、今何かに挑戦したいとか変わりたいって考えているのであれば是非読んでみて下さい!
きっと心にグッとくるものがあると思います!
最後までお読み頂きありがとうございます🐭
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